国語力は、小さな頃からの読書習慣や家庭環境に左右される部分が多分にあるので、実は特効薬はありません。付け焼き刃で問題集などをやってみたところで一定の限界があり、劇的に得点力がアップすることはありません。しかし、大学入試本番までに、受験生の上位10〜15%程度のレベルくらいならば、到達できる方法はあります(経験者の談)。評論文については、まず、語彙力をつけましょう。学校で、現代文のキーポイント集を配布されていませんか?それで、入試現代文などで頻出のキーポイント、用語等をまず覚えます。現代文も同じ日本語なので勘違いしがちなのですが、苦手な人は、語彙力が不足しているので、そもそも書いてあることの意味が取れていません。外
国語の学習には、単語力が欠かせないのと同じく、現代文で出題されるような難解な文章の意味を理解するためには、一定の語彙力が必要です。それが出来たら、次の段階は多読です。しかし、多読と言っても漫然と読んでいては効果半減です。その文全体を通して、筆者がイイタイコトは何か、常に考える癖をつけましょう。次に小説ですが、これは難しい。評論文と違い、必ずしも論理的ではなく、時に話が飛躍したりするからです。ですから、運ゲーの要素も少なからずありますが、少しでも食らいついて得点する可能性があるとすれば、これも漫然と字面を追うのではなく、登場人物の語話や、表情、特異な行動等に着目し、その心理状態を推し測りながら読んでいく癖をつけるくらいでしょうか。最初にも書きましたが、現代文の力を上げるのに特効薬はありません。予備校の講座などを取っても全く効果ありません。地道かつ息の長い取り組みが必要となります。しかし、あなたが1〜2年生ならば、今からやれば、大学入試本番には、おそらく間に合います。
現代文は残念ながら、幼少期からの読書量や生まれもってのセンスに影響される部分が大きいです。残酷なようですがこれが現実です。よって、理系に進むのであれば諦めるのも手です。文系に進むのであれば、
英語と地歴公民で高い成績をとってカバーするしかないです。