理系は、高校より大学以降で、遊ぶ時間をとりにくいです。大学に入ってから、特に3年以降、実験・演習・卒業研究での負担が重く、文系の方よりは遊べないです。
高校に限れば、文系より若干科目数が多い程度で、しんどいというほどではないでしょう。
上の方の言われる通り、高校では文理の差はあまりありませんが、特に国公立大学では理系の授業は難しく留年する率も高いです。文系では留年する人はほとんどいませんし卒業論文も楽勝か、もしくは書かなくてもよいところもあります。理系では卒論のための実験で毎日夜遅くまで残らねばならず遊ぶ時間も少ないです。
でもこの文理選択があなたの人生を大きく左右するのは間違いありませんので、しんどいとか楽をしたいという理由で選ぶと間違いなく将来後悔します。将来あなたがやりたいことは何なのかをよく考えて文理選択をしてください。
勉強の負担も
数学と理科2科目あるしでかなり変わるよ。
数学の苦手な文系の人が数3を理解できるかというと難しく、やろうとしてもまず無理で理系に進みたくても進めないんじゃないかな。苦手な人が多い物理化学の負担も大きいですよ。基礎の方はすぐに満点近く取れるしね。そのかわり、ある程度の国公立理系に進んだら就職は抜群にいいですね。選んだ会社一社しか受けてないとかざらですから。まあ、理系が好きかどうかで決めないと、後で後悔しますけどね。
理系選択でしたがしんどかったです!
2年生は全員物理基礎をやるんですけど、そこで挫折する人が多かったです。
夏休みも文系は課題が英数国らしいですけど、理系は英数国に加えて物理と化学の宿題もあります。
化学や数3も難しいです。
3年になったら生物も選べますが、カリキュラム的に冬になるまで理科が終わらないので、文系の人たちが2年生までの
数学や理科基礎の復習をして本格的に受験対策をしているのを横目に、新しい内容を勉強しながら受験対策をしないといけません。
私は薬学部に進学したかったので理系を選びましたけど、文系の方が楽そうだなあといつも思ってました笑
一概に文系の方が易しいというのとは違います。
文系は科目数が少なく、受験範囲を終えるのがどこの高校でも早く、特に国公立では定員が少ないため、高得点の戦いになって受験競争が厳しいです。
理系は科目数が多く試験範囲が広いので、受験範囲を終えるのが遅いですが、定員が多いため、受験競争は文系ほどではなかったりするのです。(医学科や一部の情報系と除いて)
定員が多い理由は、これまで国策として技術者養成の必要性から国公立大学の工学部定員を増やしてきた経緯があります。
理系は文系に比べると入りやすいけど、入学後が忙しいと思っておけばOKです。
さらに
数学ができない文系の人が、大量に私立に行くからワカッテテレビでシブンとか言われてバカにされてるのかな。
理系なので文系はあまり考えたことがなくてよくわからないのですが、文系の国公立は定員が少ないから狭き門ということでしょうか。上位高校では理系を選ぶ生徒が多く、下位レベルの高校では
数学などついていけない生徒が多いためか文系が多いと聞いたことがあります。理系はハイレベルの戦いで、文系は理系に苦手科目があっていけない生徒の中での競争だとぼんやりと考えていましたが違うのでしょうか。
国公立の文系は、国の予算方針で縮小傾向にあるため、見た目よりも厳しく、
偏差値が少し高めに出ます。
科目数が理系よりも少ないので、とくに人気の大学で激戦になりがちです。
私立の文系はひとくくりにはできませんが、概して縮小傾向が顕在化していないため、そこまでは厳しくはないと思います。
理系は、文系に比べて
偏差値が低めに出ますが科目数が多いので実際には負担が重いです。
なお、大学卒業後の就職活動については、文系は分かりませんが、国公立の理系については、院卒が条件になる場合がありますが研究室と企業の太いパイプがあるので、卒業研究などを大学の先生の指示に沿ってしっかり実施して報告している限り、全然決まらずに困るといったことがほぼないでしょう。
ちなみに、卒業研究は先生や院生の指導を受けつつ、世の中のまだ誰もやってないことを実験分析製作するなどして成果報告し、指示があれば所属学会に論文投稿することを指します。
学習というよりは仕事に近いです、
大学を選ぶときは、ちゃんと研究できる体制にあるか、しっかり見ておきましょう。
文系が楽とか、理系は
数学がたいへんとか、で選ぶ前に、原点に帰って将来何になりたいかで選びましょう。
文学をやりたいなら、
国語が苦手でも文系だし、医者になりたいなら、
数学が嫌いでも理系でないと。本当になりたいなら、苦手を克服して目指しましょう。今の得意不得意で選べるものを選ぶんじゃなくて、目標に必要なものを学べる道を選んで欲しいです。
なお、データサイエンスをやる人は、理系だと個人的には思います。経済系でも
数学色が濃い学科は文理をよく考えてね。
理系を選択する場合、
数学が多少不得意でもアレルギーなく対応できてるなら、問題ないです。
仮に、今理系科目にアレルギーがあっても今後克服していけそうなら大丈夫です。
しかし、大学では毎日
数学、物理か化学に接することになるので、そんな毎日が耐えられない場合は、落第・退学のリスクが高まります。
ここはよく考えた方が良いかもしれません。
文理選択にからめて、専攻分野決めで高校生の方に学科名にこだわり過ぎるのは望ましくはないとお伝えしておきたいと思います。
例えば、「ロケット工学を勉強したいから室○工○大学に行く」というのは良いのですが、
「将来、ロケットを作りたいのでロケット工学が設置されてないけど京大阪大に行く」という選択肢も間違ってないのです。
京大の物理工学や阪大の応用理工に進学して流体力学を勉強して流体の研究室に入ればロケット工学を深く勉強できるでしょう。
どうか学科名にこだわり過ぎないようにしてください。