単純に厳しくなった、高度なことが問われるようになったわけではなく、求められるものが変わってきたのだと思います。
そもそも文部科学省が「人工知能では代替できない能力を問う」という方針を掲げており、パターン暗記のウェイトを小さくして、基本知識をどう活用するかを問う流れになってきています。
『機械的学習法』というような、これさえやっておけば誰でも受かる!みたいなものがあります。少なくとも以前の公立入試であれば、どれだけ機械的にやれるかが成否を分けがちでした。これからは、知識をどう使いこなせるかを問う有機的な出題を増やしていくのでしょう。
この方針転換で楽になる受験生もいます。暗記の量を問われず、その場で考えれば解ける可能性があるので。
逆に単純作業が好きなタイプだと、だんだん面倒くさい入試になるのかなと思っています。
同じく同年代の子供がいるOBです。
私見では
切れてるようなので。
私見では
中学受験が熾烈になってきて、その残りが高校受験に回る、したがって高校入試はかなり楽になっています。
特に福岡市内からでも優秀な女子はバンバン附設に中学から行ってます(残念なら大濠)
その傾向はますます進行しているようですね、医学部志望者などは以前からその傾向はあったようですが、最近では志望学部関係なく、高校受験などの”寄り道”をせずに、6年スパンで取り組めるから、などの理由で私立中を選ぶ子も増えたようで、
超優秀な子が附設中に、残念だとしても優秀な子が大濠中に、
修猷でも上位に入れる子や普通について行ける子たちが、修猷を選ばないパターンは別に珍しくないそうで。
いや、逆に高校受験は年々甘くなってると思います。修猷のベテランの先生も、以前なら考えられないレベルの生徒が入学するようになったとおっしゃっていました。
要因はおそらく三つ。
一つは福岡県の中学受験が熾烈になっており、附設がダメでも大濠や西南に中学から通いたいという生徒さんが増加していること。大濠や西南は、中学から入るのは難しく、大濠中や西南中に行ける子は、素行さえ悪くなければ高校受験で修猷に合格するのは楽勝だそうです。
二つは少子化の進行。これは全国的なトレンドですが、子供が少なくなれば競争が楽になるというのは当たり前です。
三つは附設高入の人気が増していること。首都圏や関西は、中高一貫の進学校に高校から進学するのは不人気ですが、附設は高入も中入と遜色ない進学実績なので、高校からでも入りたいという優秀層は沢山います。E塾の先生に聞きましたが、附設高進学組と、附設高辞退公立トップ高進学組では、前者の方が大学受験の結果はかなり良いそうです。