不況による保護者の収入減と公立高校無償化による公立回帰現象(一貫教育も含めて)。私立間の競争環境(大濠共学と早稲田佐賀の進出。上智福岡)。により危機感を持つ。自主と自由が伝統であっても、優秀な子集めているわりに出口では……と一部言われてましたから。勉強に力入れてないと、野放しと言われるし、優秀な生徒集まらないなら西南学院の伝統危ないですから。
もう4,5年前ですが、知人のお子さんが西南学院中にいっていて、中学では学年順位も出さないと嘆いていました。
西南に進学指導を厳しくゴリゴリすることは望みませんが、高い
学費を払って中学から私立に入れている以上、子供の資質に見合った学力はつけてほしいと思うのが親心じゃないでしょうか?
非常に能力が高い生徒が入学しているのは事実ですからね。高入組も修猷残念組が多く、他の進学重視の私立校の状況みれば、もっともっと
九大以上に進めるはずです。キリスト教精神の実践や自主を貴ぶ校風はよき伝統と理解するも、生徒の持てる力を伸ばしきれていなかったとの一部の評に耳を傾け始めたのでしょう。
校長が替わったのは単に定年だったからです。西南の校長選びは選挙ですからね。有能?な校長だったため、特例で西南小の校長にスライドされました。詭弁と言われるかもしれませんが、野放しと個人の意思の尊重では意味が違います。西南は決して野放しなんかはしていませんよ。西南はよく自由で勉強を強制されないと言われます。これはある意味事実です。特に男子校時代からのいい意味での伝統でしょう。しかしながら最近の子供は幼稚ですし、大事に育てられすぎてますし、特に女のお子様は自由より学力偏重型にせざるを得ないと思います。東京の自由な校風の私学でも学力偏重型に移行していると言いますから、西南に限ったことではないのだと思います。日本全体が不況のイメージが強く、せちがらくなっていますからね。ただ高校は
偏差値の高い大学へ送り込むことだけが、いい大人をつくっていい世の中をつくることにはならないと思います。西南には単に学力を上げるだけの学校にならないことを強く望みます。