君は浦高に入ったというのに頭が悪いようだ…
というのは冗談だが。
浦高には他校でいうところの中間、期末テストの一次、二次考査があるわけだが、君の質問は「このどっちかの考査の内のどれか一つの教科で一つでも赤点を取ったら留年」という趣旨のものだ。
結論からいうと、そのようなことは決してない。
留年というのは、一次、二次及び学年末の考査の結果や、日々の授業態度、提出物の有無等様々なことを考慮した上で最終的に出された学年評定が1だった場合になってしまうものだ。
だから、例えば今回の一次考査で
国語で赤点を取ってしまったとしよう。
君は「あちゃーしまった、二次考査は頑張ろう」と思うわけだ。
この時点では君の留年は決まらない。二次考査で取り戻せばいいだけの話だ。
そして二次考査。また君は
国語で赤点を取ってしまう。
さあて一学期の評定に煙突がそびえ立つ。凛々しい立派な姿だ。
しかし君の留年はまだ決まらない。二学期で取り戻せばいいのだ。
そして二学期。君はまたまた一次、二次考査と立て続けに
国語で赤点を取ってしまう。
ここまで来ると視聴覚室の常連になるだろう。周りをみればいつもの仲間が…
言わずもがな一学期同様に評定には煙突が立つ。
さてこうなると留年が見えてくる。もう少しだ!頑張れ!
浦高では基本的に評定で煙突が二つ立つと学年評定で1を回避するのは1101が指されないよりも至難の技になる。(言い過ぎか
つまり三学期で5を取るくらいのことがなければほぼ確実に学年評定に1がつく。
めでたく留年か…と思いきや、もう一つ壁がある。
それは追認考査だ。
普通に生活していれば名前も知ることのない超レアなテストのことだ。オリンピックと同じ周期でやってくるとも言われている。
砕いて言えば、「おい俺の頭。留年するのかしないのか、どっちな〜んだい!す〜る!」というテストだ。
これに落ちればめでたく留年だ。長かったな。
つまり、普通にしていればまず留年などしないのた。
ちなみに、留年には成績と出席日数の二パターンある。
バカか引きこもりの違いだ。
基本的に留年するやつは後者の理由が多い。
だから安心しろ。滅多なことでは成績で留年はしないのだ。
しかし、だからといって勉強を怠けてはいけない。
浦高生たるもの努力は怠ってはならないのだ。
自分もテスト前日なのにこんなに書いてしまった。バカである。
お互い頑張ろうではないか!同士よ!