浦和高等学校 - 埼玉県 公立

東大の生命科学分野で基礎研究色強め、修士まで行った者です。物理専門では無く、東工大の事情は全く知らないのですが、それでも良ければ。

基本的にネックとなるのはおカネの問題です。その面で考えると、やはり行けるなら東大だと思っています。

物理をやりたいようですが、基礎研究(学部で言うと理学部物理学科など)志望か、応用研究(工学部応用物理など)志望なのかで違いがあります。そして、なにより教授の力がモノを言います。

残念ながら、基礎研究のようなものは東大や京大以外は懐事情が厳しそうです。東工大は超名門だと思いますが、医科歯科大と合併の協議が出ているところを見ると、総合大学よりも科研費厳しいのかなと思っているところです。
一方、私のいた東大の研究室ではおカネの面で研究に制限が出たことはありません。教授からは「ありがたく使え」と言われていました。その教授は学内で特に目立つ存在では無かった(失敬)ですし、基礎研究色が強い分野でしたが、これぐらい恵まれていました。
工学部の応用系になると、また事情が違うとは思うのですが……

学位(博士)については、最短どころか、一般的な九年間かけても取れるかどうかは選んだ研究分野に左右されます。東工大では最短五年で取れるというのは驚異ですが、たぶん取れる人は例外中の例外だと思います。実験は思うようにいかないので。

以上、参考になれば幸いです。

今の世の中、どの大学のどの研究室でどんな研究してるかを簡単に検索できますね。

御自身で、物理の何をしたいかを考えて、それに合致した所へ行くというのはどうでしょうか。
ランキングが何を意味するのか分かりませんが、上位に来るような大学は環境として優れているはずです。ステレオタイプな情報に将来の方向性を見出すのはやめた方がいいですよ。