自分語り長文なので、お暇な方のみどうぞ。
私の場合、高校より先に国公立大の理系を目標にしたのが先でした。ただ、中学入学当初は凡庸な成績(市立中学で220余名中、70番台)で、とても国公立大を目指せる成績ではありませんでした。テスト前を除いて家庭学習の習慣がなく、また部活が忙しかったという言い訳は一応ありますが……
小学生の時は漠然と『自分は頭がいい』と思っていたので、中学に入って『あ、自分は大したこと無かったんだ』とショックを受けた記憶があります。
ところが中学二年の冬、部活動中に怪我をしてしまいました。そして、同時期に力試しテストという初めての入試レベルの試験を受け、確か500点満点で308点という今までの定期試験で取ったことのない点数を突き付けられ、これはマズイとなって市販の問題集を買ってきてその時期から初めてテスト勉強ではない日常の家庭学習を始めました。すると中3の学力診断で学年30番台まで順位を伸ばし『私って勉強できるのかもしれない』と気を良くして、それからも勉強を続け、夏休みには中学教師だった伯父の助言を受けて、夏休み明けのテストで10番台になりました。
中三の秋、そろそろ志望校の候補を絞ろうという時期になり、私は
偏差値55の近場の高校を第一志望にしました。あくまで目標は大学であるし、どこの高校に行こうと結局自分次第だとその頃から考えていたので、その高校でトップを目指せれば十分目標は達成できると思っていました。浦高は考えてもいませんでした。成績が伸びたとはいえ、母校の10番台では厳しい数字でした。
ところが友人に『さすがにもう少し相応のレベルを目指した方がいい』と諭され、
偏差値65の高校を志望先に修正しました。
浦高に目が向いたのは冬。母から『浦高を目指してみたら』と唆されたのがきっかけでした。なんでも、ママ友?ママ知人?みたいな人から『息子さんの気質なら浦高を目指せばいいじゃない』と勧められたと言うのです。それがいわゆる皮肉というか意地悪だったと後で気付いたようなのですが、当時は素直に受け止めてそのまま私に話を持ってきたのでした。さらに父がサイトや本を紹介してくれて、面白そうな学校だなと思って興味を引かれ、じゃあ浦高を目指してみるかと心機一転しました。
まさかの志望校変更に担任は仰天しました。同時期の実力テストで大失敗して『浦高は厳しいぞ』と言われましたが、負けず嫌いの私は『本番までに出来るようになればいいんですよね?』と挑戦的な態度。
それからいっそう勉強に打ち込み、当時学年トップだった友人に『おまえ、ちょっと気味が悪いよ』とお褒めの言葉を頂けるほどやったおかげか、年明けのテストで学年3位に。勢いそのまま合格したという、追い込み勢の話でした。結局、北辰を一度も受けることなく、伯父からもらった問題集を繰り返しやりつつ、
過去問をプラスした勉強で高校受験を終了しました。
少しだけ入学後の話を。
無事合格出来たものの、春休みに『浦高はレベル高いし、そもそも高校の勉強は厳しいぞ』と親に散々おどされ、ある意味受験勉強以上に予習を頑張った結果、最初の順位が出るテストでまんまと10番台を取り、割とスムーズに高校生活を始められたので、春休みに予習を頑張るのがオススメです。
中3なってからどこにするか考えて決めました。成績が良い生徒はわりとそんな感じじゃないのかな。浦和と大宮のどっちにしょうかとか川越、春日部と比べるとか、あとは都内私立とか人によって比較は違うけど、まずは長く勉強していられる。新しいことを知ることが楽しい、勉強が苦にならなければ良いと思います。