まず
偏差値を理解しよう。ここで何回か書いてますが、
偏差値は個々の生徒の点数のばらつきの中での位置を示します。
何故
偏差値を使うかと言えば、80点をとっても平均点が90点だと平均以下です。でも80点とれればなんとなく満足してしまいますよね。これが例えば
偏差値45と出れば80点取った満足より平均以下の実感が強くなると思います。
逆に平均点20点で45点とればすごくいい位置にいると思いますが、
偏差値で65とか出ないと、45点ではできたという実感がないですよね。
極端な例として学年全員が50点で自分だけ55点だと
偏差値は70を超えると思います。
全体の点数の分布によりますが、
偏差値70は全体の3%弱。
偏差値65は7%位。5段階の評価で5は全体の7%と言われていますから、通知表で5をとれれば
偏差値65くらいです。100人いれば
偏差値70は2,3人です。学年で浦和や春日部に行く人数と大体一致するんじゃないですか?
考え方を変えてみましょう。
偏差値を上げると言っても周りの点数が上がれば点数を上げても
偏差値は上がりません。
点数より学年で何番になる、
偏差値65の生徒に点数で勝つという取り組みもやる気がでてかつ目標が具体的で分かりやすくて良いのでは?
要点を繰り返しますが、
偏差値は全体の中での位置なので点数を取るだけでなく席次を上げることを考えてください。席次が上がらなければ点数は上がっても
偏差値はほとんど上がらないと思います。
私は
偏差値一番高くて62が1回しか出なかったよ。あとは、50後半とか一番悪いときは50だった。
社会の
偏差値なんか11月頃まで
偏差値30だったし笑
でも、勉強次第だと思う。こんな私でも受かって卒業出来たから!!
まだ今からでも全然間に合うよ!
頑張れ!!!
偏差値の補足。
マラソンの集団を考えてみて。先頭の2,3人は浦和、大宮。10人前後の第2集団が春日部、北越。さらに人数が増えた第3集団に越高希望者がいる。
偏差値とは集団での位置だから、自分が頑張っても周りがもっと頑張ると置いて行かれる。
偏差値は位置だからその
偏差値で絶対受かるというものではない。大学入試では早稲田の政経はボーダーが70%位だから1科目ミスルと致命的。
東大は実力伯仲した集団が受験するので
数学1問20点を落とすとかなり厳しい。A判定で落ちる人も結構います。
県立は基礎を発展させた問題なので前述のような極端な結果にはなりにくいですが、社会のテーマでは取組難いのもあるので、マラソンの集団に例えれば同じペースの集団なのでちょっとしたことで集団から毀れてしまいます。
点数を上げて、席次を上げれば
偏差値は上がります。また入試はトップからボーダーまで1点刻みで並ぶわけですから、とにかく点数、席次に拘ってください。
自分は
偏差値に波があって50の時もあれば60のときもあって不安定な成績でした。確かに
偏差値も大事だけど、50とか取ってた自分でも合格出来ました。受験間近になると
過去問の出来もだんだん良くなってきます。気合いとやる気次第で合格不合格に分かれます。こんな話あるあるかもしれないけど本当ですから、諦めずに勉強頑張って下さいね!まだ間に合います応援してます。