生徒や教師の能力の問題もあるのでは?
科学技術立国で日本の国際競争力の指標が下がる中、高学力高スキルの理系人材(STEM)育成は重要。
東大理1理2京大理工系、東工大など難関国立大学理系への進学実績はひとつのベンチマーク。
都立は選抜方法からして、入試で
数学物理化学生物に強い生徒を選抜できていない。
教育も徹底した能力別ではないので育成もできない。
塾力もあるが、やはり高校教育で育てていかないと。
科学技術・イノベーション白書
令和4年
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa202201/1421221_00001.html
今年の卒業生が入学した2020年4月から私立高校の無償化が始まっていて、前年度(2019年度)1.78倍(一次募集のみ、合格人員/募集人員)だった実質倍率が1.55倍に下がっています。
この影響で、前年まで
学費を理由に日比谷高校を選んでいた優秀な受験生が私立高校に流れた可能性があります。
ちなみに、合格者数が減ったのは主に理一、理二で、文一と文二は1.5倍に増えています。
東大理系
数学物理が難化して理一理二が減ったとすれば、減っていない他校と比較して理数能力の高い生徒が日比谷には少ないことを意味する。
それは入試選抜からして、理数能力が高く東大京大東工大の理工系に入れるポテンシャルのある生徒をセレクションできていない、いたとしても育成出来ていないことの証左では?
開成も昨年比で大幅に減らしているし、単年度だけを見て理由を探してもあまり意味が無いかと思う。
特に理系は医学部進学者の動向にも左右されるだろうし。
数年単位で続けば、なにがしかの傾向がつかめるのだろうけど。
昨年と今年で開成の理1理2はほぼ変わっていない。
医学部も上位国立大学を中心に受かっているだろうから、理数能力の高い生徒の集積があるのだろう。
物理
数学の難化があっても、開成には影響はほとんどなく、減ったのは文科合格者。
開成2022 2023比較
https://www.inter-edu.com/univ/2023/schools/5/jisseki_hikaku/todai/
日比谷を筆頭として上位都立には高難度理系入試問題で高得点が取れる高い理数能力を持つ生徒が入学して来ない、育成する力もないのかもしれない。
そういう生徒は別枠で募集して能力を伸ばせるカリキュラムを持つ高校単独型の国公立英才高校が必要なのだろう。
米国、英国、中国、シンガポールなどのように。
二つ↑
だとすると、開成の文科合格者が減った理由は何?
たかが10人20人の話なのに、数物が難しくなって理系が減ったらすぐにそれを結びつけるのは極めて安易(科学者としての才能は無し?)。
開成の文科志望者が減ったからでしょう。
理系志望者が多くて上位国立大学や国公立医学科に集中しているら。
灘や桜蔭にも言えます。
都立日比谷の減少率は前年合格者数比率で見たら理系の減少率が大きくそれが合格者減の原因では?
もともと日比谷は理系より文系が強いこともある。
理系定員の多い東大では理系合格者が多いと有利だが、日比谷は文系優位の合格数。
東大理1理2京大理系、東工大に合格ポテンシャルのある理数高学力生徒が日比谷や上位都立には多く入学してこない。
日本の国際競争力維持のための科学技術立国であり、高学力高スキルなSTEM人材の育成が求められるのに、都立進学重点高校にはそれができない。
都立の限界を感じる。
すでに中高一貫私立に有能な人材を取られているのだろう。
米国、中国、英国、シンガポール、インド、タイ、ベトナムなどが行っているように高学力高スキルなSTEM人材の育成には別途の都立科学高校(国公立理数英才教育高校)を作って入試選抜、特別カリキュラム、高能力教師の採用など通常の都立高校とは切り離して行う必要がある。
この手の話を訳知り顔でする人って、一方で昔の古い教育体制下では、ノーベル賞級の学者が輩出され日本の科学技術レベルが国際的に高かったことについては何も説明できない。
中学受験が盛んになり、中高一貫私立などに進学する率が高くなったので、答えのある問題を早く解くだけのテスト秀才ばかりが増えてしまったのだろう。
実績も、
帰国子女の
英語頼りではこの先、東大も40人台で頭打ちになると思います。横浜翠嵐ほどいかないにしても、もう少し
数学で勝負出来るようになりたいですね。
同じ公立高校でも、理科で稼ぐ生徒は多いですよ。都立は理科教育が弱すぎますね。
>私立高校の無償化
授業料だけ。
授業料が無料になっても、公立の3倍の
学費が掛かる。
それも世帯年収1000万円程度未満が条件。
分子生物学者の利根川教授(ノーベル賞受賞)は一浪して京都大学ですね。
氏は日経新聞で、「高校時代の成績は半分から上ぐらい。文系、理系とクラス分けが無く、様々な分野に触れることができた」と語っています。
高校では生物を取らず、まったく知識が無かったそうです。
現役で東大に入ることにそこまでこだわる必要はないのでしょうね。
2023 首都圏公立4強
ーー 日比 翠嵐 浦和 千葉
東大 47 44 36 25
京大 04 14 09 09
一橋 09 06 16 13
東工 03 25 07 13
東北 04 13 22 11
北大 01 08 09 02
名大 00 02 01 00
阪大 00 08 02 04
九大 00 02 04 02
色々調べましたが
授業料だけの無償化だし、世帯年収910万未満。然程影響ないと思います。
日比谷の東大は51だぞ
ていうか、まだ後期の発表があるので増えたか減ったか分からなくないですか?
昨年前期の合格者数何人だったんですか?
東大にはそもそも後期入試ありませんし、
後期旧帝入試はかなり狭き門ですよ。
ありがとうございます。
2016年に東大の後期日程は廃止されていたんですね。
この時期必ずあちこちの進学校でこの質問者のような投稿を見かけるけど、ただただ暇なんだなーと思う。
本当に真偽を問いたいならこんなとこで持論を繰り広げても意味がないことは明白なんだよな。
都立自校作成の
数学、レベル低すぎ。最上位層は中2のうちに8〜9割とれる。あれじゃあ
数学の得意な子と苦手な子が点数差がつかないよね。
数学に強い子を取りたいなら、配点を倍の200満点に。
英語だってスピーキングテストをぶっこんできたんだから、追加点数ありだろ。
理科基礎に2年かけて、理科1年だけ、というカリキュラムも理系進学の足かせ。1年で受験準備が間に合う訳がない。まるで文系選択を強制されているようなもん。
あと、実技2倍ルールが始まって6年経った2023年、ルールを嫌った優秀層が中学受験に流れた結果、中高一貫の進学実績が伸びて、都立が下がったと考えられるような。気がしてるのは私だけ?
また、実技科目に限らず、自校作成校は内申廃止で。
文京区の子は4以上が7割とか、自治体による不公平がすぎるだろ。
近いうちにまた都立高校から東大進学できなくなる(理系は特に)。
都は、なんで教育行政にわざわざ要らんルールを作るのかね。
せっかく都立復権で、よい流れだったのに。