我が家は朋優ではありませんが、中学受験の
偏差値で50後半に進学し難関国立大に進学しました。周りも難関国立、準難関国立、私医、早慶が多いです。やはり6年と3年では教育差が出ると思います。朋優も3年教育で頑張っているとは思いますが、次のステップまでの道のりが大変だと思います。
朋優のコースの改廃の歴史を見ると、「レベルアップのコースを作って、下のコースを廃止」を繰り返しています。おそらく言葉は悪いですが「より上位の私立校受験者(不合格者)を拾っていく」戦術で、それはある程度功を奏していたのだと思います。また、その優秀な生徒に「国公立大受験」してもらい成果を出すのも当たった。指定校枠が少ないというハンディが少なく、定員厳格化で私大が難化した影響を受けずに済んだ。これまではまあまあ上手く回っていた。
が、もう「1ランク上」はトップ層の学校しか残ってない。同じ作戦ではこれ以上の伸びは期待できないわけです。そこで「TGコース」なのでしょう。ここからさらに伸びるかどうかはTGコース次第でしょうね。もっとも、ガチの進学校と真っ向勝負なので生徒を集めるのが大変だと思いますが・・。
TGコースを底上げするのは難しいですね。今年の実績が限界。更なる上積みは地方旧帝にあと数名出せば良い位の感じ。逆に今年のレベルを継続する方が大変。どれだけ優秀層を取り込めるかが課題であるが、これは難しい。
上位層を取り込むならば、やはり給付奨学金か特待生指定が効果的だと思う。公立と同じ程度の
授業料でトップ校レベルの高い教育が受けられれば、優秀な生徒も自然と集まるのではないか。
ただし、あまりに度合いの大きい差別化をはかると他のコースの生徒や保護者からの反感を買う可能性があるので、あくまでも入試や在学中の成績優秀者への給付金の形で行う方が良い。
あとは先行する新興進学校のやり方をよく研究すること。
埼玉、神奈川、千葉にもいわゆる「すべりどめの星」で連想される高校がある。