一番大切なのは、自分の主張に「説得力を持たせられるか」
どんな主張・結論でないといけないかは公序良俗に反しない限り問題ない。(そこにけちつけたら憲法第19条違反になりかねない)
まず自分の立場や主張を明確にする。次に、自分の主張がいかに適切であるか理由や根拠、自分の経験や体験談を交えて論を展開する。あえて自分の主張と対極にある説を取り上げて否定するのも手。
お手本にするなら新聞の社説や
国語の説明文的文章あたり。
いろんなテーマについて日常関心を持っておくことも大事。本番に今まで考えたことのないテーマにぶつかると自分の考えをまとめるのに時間がかかる。
小論文対策用に現代社会の重要な問題をまとめた本もあるから一通り見て頭の中を耕しておくといいだろう。
あとはとにかく書いて人に見てもらう。先生はもちろんだが、親にも読んでもらうといいだろう。親はこまかい採点はできないだろうが、分かりにくいとか読みにくいとかむしろ私はあなたの主張に反対、など色々反応があるだろう。
それを踏まえて主張を変えたり、より説得力を与えられるよう書き直す。それを繰り返すことで自分の書く文章も感性も磨きがかかるだろう。
時間がかかるだろうが、そもそも付け焼き刃でどうにかなるものを入試で重要視はしない。こういう力は将来役に立つものであるから高校入試のためだけと思わず頑張ってほしい。