模試に限らずですが、上位層が平均を上げているだけで下の方はひどいです。
土佐は授業が早い上に教科書通りに進みませんからね。高1の全国
模試とかになると、やったのが昔過ぎて、忘れてる人も結構います。追手前など、高校受験を受けた人は知識が新鮮なので高1では力を発揮します(土佐でも上位はほとんどがNPです)。だから、土佐の全国
模試はそんなに高くないんですね。
これが、高3になったら、一気に
偏差値が上がる!ってわけでもないですね。
これもまあ、
模試がセンターの範囲なのに対し、授業では2次の内容ばかりやるからですかね。(特に理系!数3Cなんて三周するくせに、センターには触れません)
で、最後の判定に使う全国
模試が9月末にあるんですけど、体育祭(やぐら、応援団)の影響で、毎年
偏差値が平均で3ポイント落ちます。
要するに、土佐の教師は明らかに
模試の
偏差値を上げにいこうとしてないです(必要な人は自分でやりなさいって感じですね)。ですが、本番(受験)では強いです。3ポイント落ちてからそのまま受験まっしぐらですが、受験の時にはほぼみんな、
偏差値戻るどころか、以前よりUPします。(体育祭がいい働きをしてます)
土佐のセンター対策は本格的には12月から始まります。
ここでたいていの人は一気に完成に近づきます。(センター8割は超えてきます)
高1でセンターの範囲はほぼ終わって、そこから2年間、いろんな場面で繰り返し出会ってきた問題たちなので、ほかの学校よりは強いのだと思います。
そしてなにより、2次が強いです。
これは土佐の教師が素晴らしいのだと思います。
2次は、基礎の応用力がいります。これには、問題の観察力がいります。土佐の先生はこれを養うのがとても上手です。
もともと土佐中学校に入学してくる小学生は全国的に見ても非常に高いレベルの発想力、記憶力を持っているのは、事実だそうですが、それを中学、高校で養い、さらなる力を与えてくれる先生方が、土佐にはたくさんいます。
話がそれましたが、それが2次で、全国と張り合える力の源であると思います。
言いたいことは、
模試の
偏差値が学校のレベルを決めるのではなく、大事なのは本番で勝てるかどうか。だと思いました。
追記‐土佐生にしかわからないと思いますが、正直土佐程
模試を適当に受ける学校もそうそうないと思います。
本来手段であるべき
模試が目的化している学校もありますからね。
模試の
過去問をさせたり、少し良かったら必要以上に喧伝したり・・・。土佐はその対極にある学校といえるでしょう。
特に進研
模試は難関大学合否の指標にはならないので、良いに越したことはない程度のスタンスでいいと思いますよ。
やるか、やらないか。本人の意識次第で教員のサポートも変わりますね。
教科ごとに塾にいく子、通信でこなす子、先生の添削のみでやる子と家庭環境、本人意識等で取り組みが違いますが。学校単位でレベル図るのは無駄だと思います。
土佐は5年間大学受験の傾向と対策を兼ねて授業を構成しているといっても過言では二と思います。定期考査、実テで大学受験、センター試験問題さりげなくすぐ改変されて出されます。
進研
模試は基礎学力判定で、難関大学の判定には参考にされません。(平均過ぎるらしいです)
それでも全国の壁は・・・