去年の傾向がもし続くとすれば、多少北海道のレベルを超えるようなレベルをやっておくのも良いのかもしれません。
去年は「学力テストの傾向を見て、全国平均に比べて北海道の生徒が不得意そうな分野・問題の出し方を多くした」という内容でした。
なので、大手塾に通って過去の北海道の傾向に対策しすぎた人たちが面食らって、あまり北海道にとらわれず全国向けの難しい問題集で演習を積んでいた人が高得点を取れていたような感じでした。
旺文社の全国高校入試問題正解(去年1年分の全国の問題)や、分野別
過去問(2年以上前の問題を分野別に編集したもの)などが定番で、これで関東圏の多少レベルの高い問題にも「こんな難しいの北海道では出ないよ」と言わずに取り組んだりすると良いかもしれません。ただ、このシリーズ、文字が小さすぎてちょっと取り組みにくい部分もあるので、これと似たような内容・レベルの他の問題集でもっと良いのがあるならその方がいいかもしれません。最高水準とかハイクラスというのがどれぐらいの内容・レベルなのかは存じません、すみません。
国語というのは基本的にどこまで行ってもつかみどころがない感じになるので、古文漢文漢字や語句の問題と現代文の選択問題を完璧にできるようにして、現代文の記述の部分は「部分点稼げたらラッキー」ぐらいの取り組みにしてその分、他の間違いなく得点を稼げる教科に時間を使った方が有意義かもしれません。
もしそれでも何か取り組みたいというならシステム
国語でもいいですし、「やさしい中学
国語」とか、大学受験のものになりますが全レベル問題集現代文の1(基礎レベル)というのが高校入試にちょっと毛が生えたレベルだったり、大学入試では河合塾の「入試現代文へのアクセス基本編」、駿台の「現代文読解力の開発講座」、学研の「船口のゼロから読み解く最強の現代文」、Z会の「現代文キーワード読解」あたりがバイブルになってますので、こういうのも見てみるといいかもしれません。中学生にはちょっと難しいかもしれませんが...
といわけでむしろ更に迷わせるような回答になって恐縮ですが、あとは自分で実際に見てみて選んでください。
理科は
英語と同じく実力突破でいいんじゃないでしょうか。
まだまだ基礎基本レベルだという自覚があり、
英語の実力突破が自分に合っていたならば、同じ教材で揃えたほうが無難です。
数学に自信があるなら最高水準問題集が合うと思います。
それにも飽きてしまったら高校
数学の先取りを始めてもいいでしょう。
国語のことを答えのない問いと感じているようですが、大学の哲学科じゃあるまいし、たかが高校入試レベルの
国語でそんな生意気な問題は出題されません。答えは必ず一義的に決まります。
おそらく、読解の方法論が身についておらず、闇雲に問題を解いているから、答えのない問いだと感じてしまうのではないかと。
上の回答者の挙げた参考書でもいいし、ネットの情報でもいいし、これらの教材から何か1つ「これだ!」と思った方法論を見つけてマスターして下さい。問題集に手を出すのはその後です。
もし今日参考書と一緒に問題集も買うつもりなら、解説と採点基準が詳しく載った問題集を買って下さい。
参考書ではないですが、
国語(現代文)は得意だったので、参考になれば。
高校入試も大学入試も、単純に
現代文は「設問の答えは必ず問題文の中に書かれている」科目です。
記述問題であれば、問題文を利用して設問が求めている内容を記述すればよいですし、
正誤問題であれば、(言い換えられた)表現が問題文中に沿わないものをどんどん「誤」としていくだけです。
この捉え方、結構いろいろなところで言われていることではありますが、個人的にも自信をもっておすすめできます。
皆様回答ありがとうございました。正直、一件でもレスが付けばいいほうかなと思っていたので、とても嬉しいです。
今日は当初の予定通り、理科は「実力突破」を、
数学は「最高水準問題集」を購入しました。
国語は、書店では見つけられなかったので後日購入しようと考えていましたが、↑の卒業生の方のスレで、自分は
国語の何が苦手なのか改めて考えてみました。そして、読み取りでの記述と、文法問題が苦手だという結論に至りました。これらの解決には問題集を極めるより、様々な問題に触れたほうがよいのでしょうか?古文は得意なのですが、正答パターンを覚えてしまったら簡単でミスがほぼ無くなりました。なので記述問題にも対応している解説の充実している問題集・参考書を購入したいので、よいものを教えていただきたいです。
二度目の質問となりましたが、回答宜しくお願いします。
文法は勉強すれば絶対あいまいさ無く得点できるところなので、しっかりマスターして欲しいかなー。
記述に関しては、みなさん書かれているように本文中に答えがあるってのはもちろんそうなんですが、「こう解けば絶対に満点になる」って無い気がしてるんです。
例えば、文字数的に2箇所を抜き出してつなげて回答するのがいいかなと思って書いてみたら、実は1箇所だけで十分だったとか、2箇所のうち片方が別のところ抜き出してきちゃった、みたいなことがあって、でも「どうしてこっちを抜き出したらダメだったのか」みたいなことってわからないんですよね。本文中に似たような言い換えが何箇所も散らばってるので。
という意味で「部分点稼げたらラッキー」ぐらいであまり深入りしないのが時間の使い方としては賢明なんじゃないかなと思ってます。
部分点すらかすらず全然違う内容を書いてるレベルだったら、何か参考書などで読解方法の勉強をした方がいいと思います。
あと南高は記述の採点が結構厳しいという噂があるので、字を綺麗にかくとか、濃くてはっきり見えるシャーペンの芯を使うとか(字が薄くて漢字が間違ってると判定されることがないように)、誤字脱字がないように「専」の右上には点がつくんだっけ?つかないんだっけ?「博」の右上には点がつくんだっけ?つかないんだっけ?みたいなところもしっかり意識しながら回答
するようにしましょう。
回答ありがとうございます。今まで、なかなか記述で満点が取れず悩んでいたのですが、逆に「満点ならラッキー」ぐらいの気持ちでいく、とても参考になりました!
一応漢字については漢検二級の受験日待ちなのでそこの自信だけはあります笑
南高の記述の採点は厳しいですよ。来年度の入試も国社理で記述がかなりあると思われるので、記述以外の部分で点を落とさないようにしつつ、記述で一点でも多く取れるように対策することが重要だと思います。
塾に通われていないのでしたら、勉強が進んでいる科目は通称電話帳と呼ばれる全国の高校入試問題集で思考力を問う記述形式の問題を解いて慣れることも対策としておすすめです。うちは塾で全国の高校の問題をかなり解いていました。
文法が苦手なのは単なる知識不足です。しっかり勉強して下さい。
読解問題は、準備をなあなあで済ませると大量失点を招くアキレス腱になる一方、正しい解き方さえ身につければ揺るぎない得点源になる分野です。それは高校受験だけでなく大学受験でも当てはまります。
現時点では記述問題だけが苦手だと感じているようですが、今後問題文や設問の難易度が上がると、選択問題にも手こずることになるでしょう。4択問題の2択まではなんとなく絞り込めるけど、あと2択は…という具合に。
そうならないためにも、入試まで余裕のある現段階で、読解の方法論を確立しておくべきです。
個人的な指導経験だけで言えば、河合塾のアクセス基本編は中学生でも扱える良書だと思います。
どうすれば設問が求めるポイントを問題文から引き出せるかを詳しく書いてありますし、採点基準も明確です。
問題集に手を出す前に、まずはこういう入門書を完璧にすべきだと思います。
追記ですが、「部分点をもらえればラッキー」という安易な気持ちで
国語に臨むと、部分点すらもらえず痛い目に遭います。
部分点をもらうにも、それ相応の根拠と文章力が必要です。
逆に言えば、どういうポイントを押さえれば部分点をもらえるのかという感覚を普段から磨いておけば、本番で満点を狙いにくい難問に遭遇しても部分点狙いの解答を書きやすくなるということです。
>読解問題は、準備をなあなあで済ませると大量失点を招くアキレス腱になる一方、正しい解き方さえ身につければ揺るぎない得点源になる分野です。それは高校受験だけでなく大学受験でも当てはまります。
本当に同意しかない。
「共通(旧センター)
国語が運ゲー」って言ってる人は読解の方法論を確立する、っていう最低限の努力すらしていないだけ。
方法論(自分の場合は上にも書いたように超単純)確立すれば、「なんでこんなにできるの?」ってぐらい正答が見えるようになります。
で、質問者さん
>古文は得意なのですが、正答パターンを覚えてしまったら簡単でミスがほぼ無くなりました。
と、古文で自分なりの方法論を見つけられているのですから、現代文でもきっと自分なりの方法論を見つけられますよ。
もちろん試行錯誤は必要ですが。