感想としては、
今年の最大のテーマ・目的は、採点ミスしない、そしてそのための出題にあったからこそ、今年の出題形式となったのでしょう。
時間がたりないくらいの選択式・単答式での圧倒的な出題量でくるか、または、最後の大問2問くらいに難問や時間のかかれ問題を出題してくるか、どちらかと予測してましたが、
どちらでもなく、かなり早く1とおり解答し何回も見直せる時間があるような内容となりました。
実力が出つつ様々な形でのミスが合否にひびく出題でした。
適性2はどれだけ満点に近いか、適性1も適性2よりは平均点は下がるでしょうがどれだけ満点に近いかにより、
倍率、水戸一5倍・並木中等4倍・土一3倍・竜一2倍で
合格ラインが上下することになるのでしょう。
面接のテーマは、並木中等のホームページのトップページの『学校案内』に、今年度はやたら道徳的・哲学的な内容が多く、年末の全校集会の校長先生のお話の内容が『幸福』でしたので、
道徳・哲学でくるかもと思いましたが来ました。
コロナ禍のせいかみなで議論スタイルでなく個々に発表スタイルであったのも今年度の特徴かと。
合格ボーダーラインで得点が同点の際に判断材料の1つとされるのかもしれませんね。
出題スタイルはかわりましたが適性試験なりの一定の実力判定はできる出題だったのではないでしょうか。
うちの子が過去10年分の
過去問を解いて、2020年から傾向が変わっていたと言っていました。だからこそ近年、採点ミスがあり、問題になってしまったのかと…。
今年は解答用紙が2枚から1枚に変更になるとの事前のお知らせから、記号問題が増え、記述が減るだろうと本人も予想していましたので、大して戸惑いはなかったようです。
どんな問題傾向であっても、本人が後悔しない学習をすることが大切だと思います。
一昨年からの採点ミス問題に関して、私も今回の試験と過去10年分の
過去問を見て感じたのは、平成時代までの出題レベルが、結局丁度良いのではないかと感じましたね。
採点ミス問題に対して、受ける側のミスは責められてるようなテストにうんざり。ここまでの変更を予告されてるならまだしも…なかったがために、記述対策を何年もしてきた子どもたちがかわいそうだし、動揺しただろう心のケアをしてほしい。正解のない自由な発想を求めてる学校と思いきや、選択式でよいなんて、合格しても嬉しくないと思ってしまう。
子供が受検を終えてから、今までやってきた適性検査で受験したかった。それで自分の力を知りたかった。と言っており、、その通りだと思ってしまいました。色々事情があるのも分かります。ですが、一番近くで頑張ってきた姿を見ていた親からするとあの記述問題をやってきた子供達が不完全燃焼で終わらない受検にして欲しかったです。
今年の傾向には驚きました。
記号問題ばかりの試験で、「適性」が十分にわかるのか、というところは疑問に思います。
面接や志願理由、調査書を例年より重視することも考えられますね。
色々と変化の激しい入試になっていそうです。