推薦ねらうなら、浦和高校は超不利ということですね。まあ、もともと大学への推薦制度は不平等なものですが、学校の生徒全体のレベルやテキスト、授業内容等の難しさが全く違う高校同士でも、推薦基準が同じなのはなんだかなあ〜と感じてしまいます。
最終学歴のみが重要と割り切れば、
偏差値50台、ヘタしたらそれ以下の生徒がほとんどの私立校に、
偏差値70越えで全費用完全無料の特待に入り、そこでトップをラクラク維持、一流大学に入ろうと考える親や生徒がいても不思議ではないですね。
毎年、数人だけが飛び抜けた実績を出す私立へ行く、そのトップ数人を不思議に思っていましたが、理由が分かりました。 (本命失敗の滑り止めの進学にしては、その大学が受かる実力がある子が受けたであろう高校とは、レベルが違いすぎるなあ、との疑問を持っていたので)
マーチや早慶の指定校推薦はありました。
でも私が通ってたの頃は、マーチ程度ですら平均評定4.5〜4.8を求められていたため、枠がかなり余っていました。
浦高で4.5〜4.8なんて取れる子は、早慶はもとより有名国立大に自力で入れます。
浪人から本格的に勉強し始める多くの浦高生は、上記の評定なんかには全く及びませんし、そもそも早慶の付属高を蹴ってきた子が多いくらいなので、私大には目もくれませんでした(実際は現役時代国立一本槍→浪人→国立落ち早慶入学が多いですが)。
当時の先生に言われて印象的だった言葉があります。
「早慶にただ行きたいだけなら浦高に来る必要はない。
偏差値が10下の高校で1番になって早慶の指定校推薦とる方がはるかに簡単なんだから。」