予備校や塾の講師のほうが高校の教師より優秀であるかのように思われているが、予備校や塾の講師は高校教諭に採用されないから仕方なくやっている人も多い。一部のカリスマ講師は高額な報酬を得ているので、高校が採用できるわけがない。
高校教諭と予備校講師はまったく仕事が違う。予備校講師として優秀であっても、高校教諭として一流とは限らない。授業がすべてと思っている生徒から見ると予備校講師が優秀に見えるだろうが、予備校講師は部活は指導しないし、校務分掌も学校行事もやらない。
学校教諭には、保護者対応や生徒指導も含めて総合的な人間性が求められる。
最近の県内高校入学事情は、私立専願入学者の増加と県立高校の受験者数減少。今は
授業料は私立も所得によっては実質無料化していて、県立にメリットはない。
大学進学実績を見れば、国公立大学の進学実績は県立進学校が上だが、関東関西の有名私立大学は私立高校の方が上である。
関東関西の私立大学に通わせられる家庭であれば、学附や真和で指定校推薦で有名私立大学を目指した方がいい。浪人せず、受験の苦労やお金も節約できる。
学附と真和の関東関西の有名私立大学の合格実績は、多くが指定校推薦合格者ですから。
真和は今でも私立大学最難関の慶應大学、早稲田大学をはじめ関東関西の有名私立大学に指定校推薦枠を数多く持つ。そうした大学からの評価は、他校には簡単に得られない。長年の信頼関係によるものだから。
そんな学校が、受験者数減少にあえぐのは、熊本県の教育界にとっても損失である。
早く中学生や保護者にとって魅力ある学校に生まれ変わることを期待する。