>部活は、公表すると特定されてしまうので公表しませんが、かなり忙しく、平日は19時まで、土日も練習があり、少なくともそのどちらかの日は丸一日練習があります。
部活から帰宅し夕食を食べてから勉強を始めると疲れと満腹から眠くなることがある。そんな時は思い切って寝よう。寝るといってもベッドや布団に横になって眠るのは不可。机やテーブルに突っ伏して眠るのが良い。20分ぐらいで目が覚める。頭がすっきりしていて勉強の能率が上がる。
>しかし、入学してすぐの実力考査では底辺のような成績(200位台後半)で、それに比べればかなり成績は上がっています。こんな私ですが、もっともっと成績を上げて、志望している東北大を目指すことはできるのでしょうか?
【参考】
/* 『教育余禄−続でもしかの記−』仁科博之、平成7年
(84〜85ページ)【学習のポイント】(続き)
また、最も定着度の悪い勉強法は、教科書あるいは参考書を前において、目で追ってする勉強法である。
数学は勿論のこと、
英語でも社会でも、紙に何度も何度も声を出して、書きながら勉強することである。自転車・水泳・その他すべての運動は、一度身につけると、年月が経過しても忘れない。
英語のスペルも、口では言えなくても、手が動いてくれるものである。
高校1年生を担任した時のことである。非常に真面目で、家庭学習もしっかりしているようだが、成績が思わしくない生徒がいた。家庭訪問して、勉強部屋を見せてもらった。勉強部屋を見ると、生徒の生活がよく解ることが多い(家庭訪問の際は、必ず勉強部屋を見せてもらうようにしていた)。
彼の書棚には、1科目について4〜5冊の参考書がずらりと並んでいた。あっちの参考書、こっちの参考書と、こまぎれな勉強をしていたのである。
問題集は、数多くこなしたほうが良いが、参考書は1冊でよい。そして何度も学習することである。そのとき、1回目には赤鉛筆、2回目には青鉛筆で、学習した日付を書き込んでおくことである。
1回目より2回目、2回目より3回目と、進む早さが実感でき、励みになる。勉強は無理して勉めるの意味である。
*/
>今回の一期考査、平常点含めてほぼ平均点くらいの点数でした。数Aは追試に引っ掛かってしまった。しかし、志望校は東北大なので、もっと成績を上げなければなりません。
数学の点数が低いのは何としても克服する必要がある。高2から物理を習うと思うが物理は微分積分など
数学を多用する。
数学ができないと物理もできなくなる。
英語は高2で文法も読解も新規事項はほぼ出尽くす。あとは洗練された訳や読解のための知識の習得が主になる。だから大学入試としては「高2+単語力」の勝負になる。単語力があれば
英語は「安定的な高得点源」になり得る。
理科系の科目は高3の学習内容が多く出題されるので難問が応用力をつけるのが間に合わず思わぬ低い点数になることもある。
高3の1月の実力考査では
英語が120点満点で94点だった(100点満点に換算すれば78点)。当時東北大の平均的な学部・学科の合格最低点は260点くらいだった(520点満点)。
英語だけでその1/3くらい取れれば大変楽で、理科系の科目で少しくらい失敗してもびくともしない。
中学で約2000語覚えているはずなので、高校で1日5語の割合で単語をコツコツ覚えればさらに5000語追加できる。合わせて7000語の単語力があれば
英語を受験戦略として「安定的な高得点源」にできる。
>しかし、志望校は東北大なので、もっと成績を上げなければなりません。
今は電子辞書を使う人が圧倒的に多いのだろうが、紙の英和辞典にも利点はある。
高1の時から、
英単語を引いたらその
英単語に赤鉛筆で赤線を付けておくということを始めた。この
英単語は見たことがないと思って辞書を引いても赤線が付いていることがよくあった。そのたびに覚えたつもりでもいかに
英単語は忘れやすいかということが実感できた。赤線の付いているページが増えていくのが楽しみだったが、もちろん最初は赤線のないページが圧倒的で、高2になってもそんなページはすぐ見つかった。しかし3年の終わりごろには赤線のないページに出会うことはなくなった。全部のページをチェックしてみたわけではないが、見出しがQやZのページでも全部赤線が付いていて、達成感があった。