ウェブを巡回したところ、斑鳩町では、共産党が出した高校再編成に関する見直し意見書が可決されたそうです。
(そういえば斑鳩からJRで奈高に通う子結構いますよね。意見書とは関係ないんだろうけど)
先ほど、奈良市議会の三橋議員(維新、奈高OB)がこんなツイートをされていました。
「【県立高校再編計画】
県議会で関係議案が上程された。奈良市議会でも全会派の賛同を得て、計画に対する意見書を可決する運びである。
原案では平城高校の内容だけだったが、計画全体に関連する要素も付け加え修正し、概ね全会派の賛同も得られている。
あとは議長の適切な手続に注視するのみだ!」
肝心なのは県議会だと思うんですが、25日の県議会で清水勉議員(維新、郡山高校出身)が、奈高の耐震化と移転の関係について質問するようです。
「(1)県立高等学校適正化実施計画(案)においては、耐震化 の早期完了のため、改築が必要な奈良高等学校を現平城高等学校跡地に移転するとしているが、現地での耐震化ではなく、なぜ移転が必要なのか、その主たる理由を伺いたい。
(2)前回の高等学校再編において生じた廃校地は、現状、どのようになっているのか。また、その活用についてはどのように行おうと考えているのか。」
http://www.pref.nara.jp/secure/198547/300625shitsumonyoshi-mitei.pdf他、県会議員で文教くらし委員会副委員長の中川崇議員(維新、東大寺学園出身)が、奈良高校の周辺道路を、裏道も含めて20日に見に行った事をツイートされています。
プロフィールを見るとずいぶん若い方のようで、県立出身ではないですが、奈良育ちで現在高の原周辺に在住だそうですから、地元の様子はわかってもらえるのではないでしょうかね。
ただ県議会(自民?)の大勢は再編推進派だそうですよ。
今日の県議会で清水勉議員への返答で、教育長は「奈良高校の建て替えは、物理的にはできる。建て替えは移転より2年近く期間が長くかかるから、より早く地震に備えるため平城高校跡地に移転する」と明確に述べていました。建て替えすれば、2024年度からしか新校舎が使えないが、平城移転だと2022年度から使える。耐震ができていないから、平城移転の方がいいということでした。それならなぜ今まで放っておいたのかと思いますが、建て替えの場合、本当にそんなに時間がかかるでしょうか。またいつ倒壊するか分からないまま3年半待つよりは、プレハブでもいいから建てながら新校舎を待つ方が安全だと思います。
あともう一点。教育長は、「仮校舎を作るなら運動場に作らなくてはいけない。それでは学習に影響を与えるだろう」と半ば脅しのようなことも言っていましたが、奈高には新館前に第2運動場があります。少し狭いですが、あれも活用できるのではないでしょうか。
疑問に思うところはいくつもあります。
しかし今日の清水議員の質問のおかげで、奈良高校建て替えの問題は、期間の問題だけだということがよく分かりました。
奈高関係者の皆さん、何とかなりませんでしょうか。
県立トップの高校さえ耐震補強されないままって信じられない。阪神淡路大震災は24年前。その頃耐震がいろいろ騒がれましたが、24年も危ないままでほったらかしだったってことです。お金がないからじゃない。お金の使い方を間違ってるのでは?大阪、京都、奈良と引っ越して来ましたが、こんなに酷い教育委員会があるなんて。奈良高校移転も、90年の歴史ある地を簡単に捨てるという選択肢が私には信じられない。平城校舎使えば良いやんみたいな軽いノリは、一般人とは大きな隔たりがある。誰にとっても良い方法ではなく、ほんと、お金の問題としか認識してないんやな。という絶望感だけが残る。
平城のスレ読みました。この人あちらのスレでは税金が勿体ないから早く平城を潰せと言っておいて、ここでは奈高生のために早く潰せと言ってるんですね。平城に恨みがある人らしいと書かれてました。