批判する気はないのですが、阪大クラス想定の受験レベルとどうして分かりました?また、阪大レベルで満足ですか?スポーツや音楽活動などに秀でた才能があったり、高校時代から司法予備試験や公認会計士の勉強していれば別ですが(慶応や早稲田の附属高校にはいたりする)、高校3年間の成果は医学部を除いて世間一般は大学名で見ます。才能、資質などとは無関係ですが、勤勉性、努力、基礎学力などを評価しやすい尺度だからです。であれば、もっと上を狙うべきでは?
色々な考え方があると思いますが、一卒業生として言わせてもらえば、平野大凋落の主要因は学生側の圧倒的な危機感の欠如だと思います。「国立で
偏差値もそれほど悪くない学校だから、3年後には私も(俺も)名のある大学に行けるはず」「これから伸びる学校だと思う」は希望的観測に過ぎません。学校HPの『現に、「附高平野の卒業生は、よく伸びる。」と言われる大学の先生も多く、実社会の評価も高いようです。』の記載に至っては本当に笑ってしまいます。世話になった教授(京都公立高卒)、助教授(四国名門私学卒)は池田と天王寺は知っていたが、平野は知りませんでした。面倒なので高校卒業後から今に至るまで履歴書除いて、高校を聞かれた時は全て大阪教育大附属高校で通しています。
同期の外部生45人中、現役で東大1、京大7、阪大・神戸多数でした。それでも一学年先輩と比較すると悪かったと記憶しています。平野に行って良かったことは、「あんなに遊んでいた先輩でも京大工なら行けるんだ」「あの先輩でも阪大医学部か」とか、親しくなくとも身近に難関大や難関医学部に行く先輩がいたことです。京大の先輩を訪ねて、京大志望の同期10人程度で11月祭に行って、ますます勉強に燃えたり。先輩の姿を見て「俺も東大、京大行けるかも」と猛勉して実際に合格したり、不合格でも翌年は合格したり。この好循環が進学校の強みだと思います。これを再構築できるか否かが回復の鍵だと思います。
入学してはや半年、ゆるい高校と聞いていましたが緩いのは校則だけで勉強はそれなりに厳しいようです。真面目に勉強する生徒さんがほとんどで、うちのバカ息子も周りに刺激されて言われなくても勉強しています。
数学の定期テストの問題を見てみましたが難しいですね。