教えて!京都教育大学附属高校 (掲示板)
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進路についての話題
内緒さん@一般人 [ 2015/05/09(土) ]
なぜ京大合格数減っているの?
ななしさん@在校生 [ 2015/05/18(月) ]
ここ数年京大進学者が減っているのは事実としてありますが、
比例的に医学部志望が増えていたり、合格したりといった傾向がすこしずつ出始めています。
内緒さん@一般人 [ 2016/09/04(日) ]
>>なぜ京大合格数減っているの?

ひとことで言うと、附属高に入学する生徒の学力レベルが以前と比べて低下したからです。
ただ、それだけでは乱暴なので、以下長文になりますが理由を書きます。

附属は昔から自由(放任?)な校風ですから、学校として特別な受験指導をしていたわけではありません。
それでも京大や国公立医学部への合格者が多かったのは、附属に入学してくる生徒の学力が高く、難関大合格目指して自ら努力していたからです。生徒同士が高めあえる進学校らしい環境があったとも言えると思います。

京都の公立高校が小学区制や総合選抜によって、飛びぬけた進学実績を残せなくなった1970年代以降に、そういう公立高校を避けて、附属や私立進学校(洛星、同志社、洛南)へ入学する優秀層が増えました。

この傾向は1990年代後半まで続きましたが、1996年に嵯峨野に「こすもす科」が設置されたのを皮切りに、堀川探究や西京EPなど進学指導に重点を置いた公立改革が進み、一定の成果を上げ始めました。

このため、特に「私立志向」「男女別学志向」ではない家庭の進学先であった附属は洛星・洛南以上に大きな影響を受け、高校入試での優秀層が公立御三家などに分散し、従来よりも附属に集まりにくくなりました。
その上、附属中の学力上位層が附属高へ進学せずに堀川などを受験して外部流出するケースも増加しました。

また、2004年に洛北と西京に附属中が開設されて以降は中学入試段階でも優秀層が分散し、2010年に洛北・西京の1期生が大学進学で一定の実績を出して以降は洛北・西京の方が附属中よりも難関化しています(その後、附属京都は中学募集をやめ、桃山中のみになっています)。

こうした京都の高校入試、中学入試を巡る環境の変化の結果、附属高には学力優秀層が集まりにくくなり、京大や医学部合格者数をはじめとする附属高の進学実績は特に2010年以降、減少傾向が続いています。
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京都教育大学附属高校の情報
名称 京都教育大学附属
かな きょうときょういくだいがくふぞく
国公私立 国立
共学・別学  共学
偏差値 72
郵便番号 612-8431
住所 京都府 京都市伏見区 深草屋敷町
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0.9km 藤森駅 / 京阪本線
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