制服博士、解説お願いします。
制服よりも筑駒の学力を見習うべき
いや、制服を捨てたら、動きやすい通学服で筑駒のように学力が向上するかもしれない。
ジーンズ通学GJ! 次は、ブレザー通学実現だ!!
私服化ぐらいしか真似できないから
数少ない校則の一つが制服着用らしいのですがそれすら守れないって・・・
制服博士、
これは前進なのですか?
それとも後退なのですか?
解説お願いします。
最近の情況を知り、胸が締め付けられます。70年のあいだ附高生の誇りでありアイデンティティの拠り所だった紺詰銀ボタン・紺ラインセーラーの制服が、いまこうして、附高愛を失った生徒たちから「いらない子」のように嫌われ、踏みつけられ、学校から放逐されようとしているように見えます。
これまでなら、上は私服でも下は制服のズボンやスカートだったのですが、ついにその一線が乗り越えられました。ボタン全開という行きつく最大限まで着崩された男子制服は、きっと泣いていると思います。これで、附高はだらしない学校という悪いイメージが市民の間に拡散するのは勿論です。
でも、これが、附高が第一志望校ではなく、学校に誇りを持てない生徒たちの素直な制服に対する気持ちの顕れならば、もはや仕方ないでしょう。今後附高は、なし崩し的に私服通学の拡大に向かっていくしかないのではないでしょうか。無理に制服を着てボタン全開にするくらいなら、むしろさっぱりしたブレザーを着て襟に校章をつけた方が、ずっと学校のイメージ維持に貢献できるはずです。
でも、全員でなくてもいいから、附高愛のある生徒は、これからもぜひ伝統の制服をきちんとボタンをかけて着て、附高生としてのアイデンティティを大切に後輩に受け継いでいってほしいと願っています。
附高の制服はいまや、全員着用強制ではなく、こういう二分化の時代に入ってきているのかもしれません。
制服博士の深い解説にはこのところ感銘を受け続けています。
今回もお手間をとらせてしまい恐縮です。
解説の中にありました、
「ブレザー化」と「学ラン着こなしの二極化」はどちらか一つを選ばなくては成立しません。
制服博士は本当は学ランを残したいお気持ちが強いと推察されますが、学附の未来のためには制服博士のご意見が大変役に立つと私は考えています。
この点について制服博士の見解をお聞かせください。
前ボタン全開といった惨めな着こなしは、紺詰銀ボタンの制服を事実上拒否し、「この制服は嫌だけど強制だから仕方なく着てやってるんだ」という生徒の意識をありありと表明しているものです。附高の大きなイメージダウンにつながりますから、紺詰めを嫌う生徒向けにブレザーの導入は焦眉の急と考えられます。
既に学校側は、制服のジェンダーフリー化をしていますが、詰襟を着用している女子・セーラーを着用している男子はいないようです。そこで、これを実質化するため、男女を同じ型にしたブレザーのジェンダーフリー制服を導入すべきでしょう。
しかし、最近の他高の制服モデルチェンジの例を見ると、旧来の制服(詰め襟やセーラー)をブレザーに総取り換えするのではなく、旧来の型の制服を維持したまま、ブレザーも一つの選択肢として加えて導入し、生徒はブレザーでも詰襟・セーラーでもどちらでも選んで着用可能としている学校がでてきているようです。小金井と少し似ていますね。
それゆえ附高でも、この方法を導入してはどうでしょう。学ランやセーラーが嫌いな生徒は、ジェンダーフリーのブレザーを着ればよい。もちろん、伝統の紺詰やセーラーを愛する生徒は、旧来の型の制服を着ればよいのです。
そうすれば、附高の伝統も残るし、際限のない着崩しや私服化にも歯止めがかけられ、一石二鳥だと思うのですが。
制服博士、貴重なご意見ありがとうございます。
伝統の紺詰やセーラーとブレザーの両立は良い案ですね。
ブレザーをジェンダーフリータイプにするかどうかは意見がわかれるとは思います。
女子生徒はブレザーは可愛い方が嬉しいでしょうから。
イメージはなんだか大学みたいですね。
大学でも学ラン来ている人今でもいますもんね。
大抵は応援部とかですが。
ちなみにブレザーのジェンダーフリータイプにはどんなものがあるんですか?
想像するに、ほぼ男子用のブレザーなんじゃないかとも思いますが。
学附の改革には制服博士の手助けが必要だと、より強く感じるようになりました。
今後とも宜しくお願い致します。
伝統の紺詰・セーラーとブレザーと選択制にする場合、ブレザーはあくまでジェンダーフリー制服をどうしても着たい性的志向を持つ生徒向け、ないしは、詰襟やセーラーに違和感が強いため前ボタン全開のような大々的な着崩しや制服をパーカーで覆い隠してしてしまう生徒を無くすための代替品という位置づけになります。それゆえ、そんなに女子生徒に気に入られるほど可愛くなくていいでしょう。
男子用のブレザーをジェンダーフリー制服にするのがうまくないとお考えなら、日比谷や翠嵐の女子制服のような紺色のシンプルな型に附高の襟章をつけたものをジェンダーフリー制服に採用してはどうでしょう。
紺詰・セーラーに違和感を抱く生徒用にブレザーという代替を用意するわけですから、それでも詰襟・セーラーを着用する生徒には、制服の着こなしについてより厳しい指導をしていいと思います。具体的には、男子は銀ボタンを全部留めること、女子は袖の腕まくり禁止や少なくとも膝丈のスカート、校章バッジは必ず装着、などです。
制服博士、いつもありがとうございます。
素晴らしいアイデアが沢山出ますね。
しかし、一点だけ違和感があります。
>男子用のブレザーをジェンダーフリー制服にするのがうまくないとお考えなら、日比谷や翠嵐の女子制服のような紺色のシンプルな型に附高の襟章をつけたものをジェンダーフリー制服に採用してはどうでしょう。
の部分です。
その2校の女子制服はスカートですよね。
選択制とは言え男子生徒にスカートはハードル高くないでしょうか。
事実上男子は詰襟一択になる気がしてしまいます。
スコットランドならば受け入れられるかもしれませんが。。。
それは例えば男子の場合、上着は日比谷女子のようなシンプルなブレザー、下は従来の附高の制服の紺色ズボンを着用すればいいのではないでしょうか。べつに上下とも日比谷の女子と同じにする必要はありませんから、ハードルは全然高くないですよ。
もちろん「詰襟一択」でもいいですが、詰襟を着る場合、銀ボタンを5つとも常にきちんととめておくというドレスコードはきちんと守ってほしいですね。これが守れない生徒はブレザーがお勧めでしょう。ただ、詰襟着用でもホックは苦しければ外しておくのは許容範囲内かも知れませんが…
制服博士、それならば男女別のブレザーにすれば済むことではないですか?
解説を聞いてもそれならばジェンダーレスブレザーに拘る必要がないと感じました。
制服博士ではないですが。
ジェンダーレスブレザーだと型紙がワンパターンのため、男女別よりもコストが抑えられるのではないでしょうか?また在学中に性差を自覚した場合も買い直す必要がなくなります
>制服博士ではないですが。
>ジェンダーレスブレザーだと型紙がワンパターンのため、>男女別よりもコストが抑えられるのではないでしょうか?>また在学中に性差を自覚した場合も買い直す必要がなくなります
なるほど、メリットもあるんですね。
解説ありがとうございました。
仰るように、性差を排除したブレザーの制服を導入するのですから、男子も女子も同じ型紙で仕立てることが絶対条件です。そうでなければ、ジェンダーレス制服にはなりません。
そうすると、デザイン的に生徒から不満が出ることが心配なのかもしれませんが、現行の紺詰・セーラーの補完という位置づけですから、それで問題ないでしょう。あまり満足いくデザイン過ぎると、逆に紺詰・セーラーを駆逐してしまいます。あくまで、現行の紺詰とセーラーが引き続きメインです。それゆえ、紺の詰襟と紺ラインのセーラーに強烈な愛着を感じ辛夷祭で毎年制服の出し物をしている卒業生の理解も得やすいでしょう。
とはいえ、ジェンダー的に言えば、伝統の附高の制服の型は余りに性差が大きすぎ、いくら男子にセーラー・女子に詰襟の着用を校則上形式的に許してみても、実行する生徒は皆無なことがわかりました。ジェンダー対策としては次のステップが不可欠であり、それがこのジェンダーレスブレザーの導入です。そしてそれは、従来の詰襟・セーラーに馴染めないなどの理由で激しく着崩したりヤミ私服通学に走ってしまう生徒の救済という役割も果たすことになります。
制服博士、是非学附運営への入閣を。
何もおいてもアクションを起こす事が大切。
だんだん寒くなり、前ボタン全開だけでは物足りないのか、前ボタン全開した学ランの下にパーカー、そして校章ごと襟を全部パーカーのフードに隠すみたいな着こなしが始まってる。
一体、日比谷や翠嵐でこんなに制服を着崩している生徒はどこにいるのか。自分はこれでカッコいいと思ってるのかも知らんが、明らかに学附の恥さらし。
たしかにだらしなく制服を着崩すのはよくないですけど、高校で初めてのつめえりにどうしてもなじめなくて、ワイシャツの上にパーカー、学ランは着ないで学校の行きかえりに持って歩くだけという生徒もいますよ。
そういう生徒のためにも、やはり男子、女子ともブレザーも制服として選べるようになっていてほしいですよね。