大阪府内の優秀層をごっそり、かっさらっているからです。
その影響で、かろうじて持ち堪えている天王寺を除く府内の進学校の実績は大幅に凋落しています。公立の復権というより北野の復権というのが今の大阪の公教育の実態なんです。
天王寺もだろ。
府内外の中高一貫私立に流出するから府立に進む秀才が少なくなって、少子化の影響で秀才の絶対数も減り、北野天王寺以外は振るわない。
少子化による地域の人口動態の変化、中高一貫私学流出のふたつの要因が大きい。
天王寺行くくらいなら、ダメ元で北野受けて落ちたら清風南海行くやろ、普通は。
2000年代に比べると大阪府立からの
京大合格者は増えてます。
激凋落中なのが
四天王寺
大阪教育大学附属池田、天王寺、平野。
文理学科の卒業生が出る前の6年前と今年を比較すると、大阪府立からの京大合格者はほとんど増えていないと判明。
6年前との比較をすると、
北野の京大増加分29人は、大手前の京大減少分13人と茨木の京大減少分16人の和に等しい。
よって北野は大手前と茨木から京大合格者層をストローしたというのが結論。
文理10校からの京大合格者数
2006年 176名
2010年 204名
2018年 237名
増えてんのんちゃうん?
ウソつくなや
2012年文理10校 230人
2018年文理10校 237人
2012年北野 京大55人
2018年北野 京大84人
29人増加
2012年大手前 京大38人
2018年大手前 京大25人
13人減少
2012年茨木 京大26人
2018年茨木 京大10人
16人減少
北野増加分 = 大手前減少分+茨木減少分
北野は大手前と茨木から京大合格者層をストロー
その理屈はおかしい。
なぜ2012年だけと比較しているの。
グラフにしてみるのが一番わかりやすいと思いますよ。
2000〜〜2006年ごろの
大阪府立の惨状たら目を覆わんばかりだ
余りに酷くって
豊高なんか長らく進学実績を一切発表していなかった
茨木高校なんて京大合格12人という年もあった
(もちろん9学区制だから北野と無関係)
バブリーで
中学受験が大阪でも盛んで
その頃高槻や明星が元気
高槻高校なんて京大50人も合格させていた
明星からも阪大に沢山受かってた
四天王寺ももっと沢山東大京大行ってた
今やすっかり凋落
ストローも何も
大阪は学区を完全撤廃したんだからね
私学国立から公立に回帰しているのも事実
文理10校からの京大合格者数
2006年 176名
2010年 204名
2018年 237名
だから北野が茨木と大手前からストローしたのは事実だろう?
今まで北野に行きたいのに
大手前、茨木にしか行けなかったのが学区制。
お・わ・か・り?
要するに北野の実績を大手前、茨木が
ストローしていたのよ。
北野は茨木と大手前からストローした。
当たり前のこと。
北野の場合は、学区廃止で府下全域から秀才が入学しているから。
天王寺もそれに近いものがある。
学区制の制約が外れたから当たり前。
少子化で受験生人口が減って、当然、上位層も薄くなったのに学区制時代よりも文理10校からの京大合格者数が増えているということは、府立以外の高校に入学していた生徒も文理科に来るようになったから。
岸和田以南の優秀な生徒は北野が遠いので天王寺に行ってるね。南北に上手く分かれていいんじゃない。
北の人は北野、南の人は天王寺に今の所そういう事でしょう。
ストローの話は分かったから、「府立からの京大が増えてない」のほうを説明してよ。