立川高等学校 - 東京都 公立

１，２年の通塾率は５%程度です。
忙しくて塾に行く時間がありません。
３年になって、部活を引退してから行く人が増えるそうですが、学校での課題や講習が増えるので、私立のように大勢が行っているということは全くないようです。
いずれにせよ、みんなが行くから不安で行く、というような人は立高にはいません。

東は面倒見がいいとよく聞きますが立川はどうなのでしょうか？大学受験で塾なしで良いところに行きたいです。

東の「面倒見の良さ」というのが具体的にどのような指導なのかはわかりません。
その意味では比較しようがないのですが…。

立川は「高校としてできることは全部提供する」という感じです。
例えていうならば、カフェテリアで必ず定食をとることになっていて、その他に自分の欲しいものをとることができる、というか。
定食にあたる部分は授業、予習・復習（提出課題含む）、小・定期・模擬テスト、進路に関わるガイダンス・面談・講演など。
その他のサイドメニューが長期休暇中の講習、大学見学ツアー、学習面での個別の質疑応答など。
サイドメニューにはもっといろいろ用意されているようですが、子どもは自分の興味ある分野しか掲示を見てこないので良くはわかりません。

先生方は定食をきちんととっているかを一々個々人に確認したりはしません。
とったかどうかは生徒本人がわかっているからです。
サイドメニューも掲示やプリントで紹介しますが、応募をしつこく促すようなことはしません。
生徒本人が考えるべきことだからです。
その点が「大学みたい」といわれるのでしょうね。
「自分で考える」ことが強く求められる学校です。

塾なし、というのは十分可能です。
というより、高校で課されている内容をきちんとこなそうとすれば塾に行く時間はとれません。
きちんと(これが大事です)課題に取り組んでいれば、高校の学習内容のほぼ終了する３年の夏休み前には相当の基礎力がついているはずです。
この学習スピードは大手塾での受験カリキュラムの進度とほぼ同じです。
（むしろ集団塾に通っている人は、塾と学校で学習順序が違うと新たに覚えるべき知識が多すぎてかえって成績が伸び悩むようです。）
このような学習指導は、都立の重点校では普通のようです。
それで上位校になるほど通塾率が低くなります。

東とどちらが…というのは、ご自分の過ごしやすさ（校風、通学時間など）でお考えになればと思います。

詳しい説明ありがとうございます！