時間が足りない原因は何でしょうか。
表面的な(「時間が足りない」)原因だけではなく、さらにその奥にある原因が何か、を分析しましょう。
それがあなたの弱点で、その弱点を克服する努力をすればいいのです。
一般入試までまだ7週間余りあります。
焦ってあれこれ手を出さず、すべての長文問題(定期テスト、
模試、
過去問)を引っ張り出して、もう一度読んでみましょう。
どこで、何で、何回、引っかかるか?または、なぜ遅いのか?
色ペンでチェックしたり、別紙を用意して弱点を分類してみてください。
補足です。
同様の質問に対して、在校生の方が
「パッと見て内容が理解できそうなものから解くといいです」という趣旨のお返事をされていましたよ。
問題の難易をはじめの1、2文で判断することも、実力の内です。
難易、分野、文体の異なる長文が複数出題されるので、正答率の高い大問の精読(辞書などを使って、じっくり正確に読み取って理解すること)をしてみてください。
今月末まではこれまで取り組んだ
過去問を精読学習して、2月からは、また初見の
過去問に挑戦されるといいと思います。
確実に点の取れる大問から解き始めて何点取れるかと平均点との差を確認します。
私学を併願されるなら、併願校の
過去問をしておきましょう。
出題様式に慣れる意味もあります。
すべり止めレベルは1週間前から始めてで75〜90点(問題そのものに難易差があるので)、同等校は4〜2週間前から始めて平均以上を目指します。
併願優遇済みなら、さっと目を通すだけでいいこともありますが、回答の仕方に注意が必要な設問がないかだけ確認しましょう。
英語は単語、熟語、文法です。
あとは幅広い分野に関心を持ち、どのような話題でもついて行ける教養。
新聞を見出しだけでも全面読んでおきましょう。
試験が近くなって焦りで落ち着かないとは思いますが、その気持ちをこらえて苦手克服をした人が本当の努力家です。
高校に入ったあと、この努力を続けられる人がまた3年後にうれしい春を迎えるはずです。
体に気をつけて、頑張ってくださいね。