理科社会は文理ならみなさん9割以上得点するのが常識になっています(2022の釈迦は難しかった様ですが)。受験生は年末の頃よりも今暗記科目に力を入れているので、ライバルの理科社会はまだまだ伸びます。一方でお子さんは理科社会が得意との事で、もう伸び代が少なく、周りと差をつけにくい。
一方で
英語国語が今ひとつで英検もない。
周囲との比較としては
理科→
社会→
数学↑
英語↓
国語→↓
受験で親がしてあげられるのはお金(塾などの教育費)と情報収集だけです。勉強を教える事は可能かも知れませんが
馬を川に連れて行く事はできても水を飲ませる事はできません。
「大手前を受けさせる」
と言う言い方から本人の希望や意志が感じられずちょっと引っ掛かりました。
下げて合格した時、点数開示で「本当は大手前を受けたかった」と言われたり、大手前を受けて失敗した場合に「お母さん(お父さん?)の言う通りにしたのに!」と軋轢が生じそうで怖いと感じました。
お子さん自身が希望する進路を選べますように。
でも、塾に通わないなら親が旗を振ってみせるしかない場面かもしれません。
数理社がかなり得意なのは高校入試など短期的にはしんどいですが、高校以降の学習やこの先長い進路を思うと決して悪くありません。理系としてはむしろ理想的です。自学力があるし、そのまま伸びれば充実した高校生活を送れそうです。
お子さんが大手前にと考えてきて、私学もおさえたでしょうから、大手前を受験されてはどうでしょう。お子さんが不安がっているなら変更するしかないですが、どうですか?
英語は昨年レベルなら英検なしでも差がつきにくいです。
英語の学習については入学後に先生、あるいは先輩、塾などに必ずアドバイスをもらいましょう。英検の
面接の練習相手は親ができます。試験官役を頑張りましょう。
馬渕の判定は
偏差値ランクが高い高校ほど精度が高くなるので、いつも倍率が低めでトップ高校から変更してくる学校だと上から押し出されてA判定だったのに予想外になる子が出てきます。馬渕の判定が甘く感じられるのは、多分そのせいです。
理社8割はともかく、9割は当然とは思いません。もしお子さんが満点狙えるタイプなら、3科目でアドバンテージあり。
過去問で時間配分をしっかりできるよう励ましてあげてください。
国語は安定しないタイプの子がいますし、馬渕のテストもそうですが、5科目でバランスとりますので一喜一憂しないで落とした問題を必ず拾えるように。当たり前だけど。
塾に通わないと一番不安な時期ですが、ここまで来たらお子さんが自分で心を決めるしかありません。
見ているほうも辛いですがもう少しの間、頑張って。
10月までの五ツ木
模試、馬渕の子は確かにあまり受けませんが、自主的に受けてる子、結構います。
なので基準値として使えないわけではありません。
どの回の受験であれ、安定的に
偏差値70前後を取れているなら大手前受験は万全だと思います。むしろもう少し上を狙える可能性もあるはずです。
馬渕でもそういうお話をされていると聞きましたし、実際、同じような
偏差値の推移で11月70だった子は天王寺にゴーサインもらって合格しました。
ちなみに、馬渕の2月の公立判定
模試の結果によるゴーサインは鵜呑みにしない方が良いです。五ツ木と学校の先生の判断は大切です。
ですね。
馬渕のSSSの半分は9月か10月を受けて慣らしていたのでビックリしました。
最後の判定
模試の役割については、少なくとも府立高校の入試制度が変わって以降、つまり近年はあまり無くなったのかな?と思います。
本当に試験慣れの為って感じ。