1990年代卒業生様
一部鶴丸卒ベテラン先生方の文章を使わせていただくことご了承されたい。
残り200グループがセンター1次、国公立2次受験が学力的におぼつかないため私大専願層に受検ランク下げ、といった感じでした。私大専願層で早慶クラスの現役合格者はほぼいなかったという記憶です(まったくいなかったはず)。この200グループが大体浪人してマーチクラスなどを受験したり、現役時代に学業が部活などで時間確保できず浪人時代に取り戻して、国公立クラス含む上位大学を受験、進学していた層となっていた記憶です。
小生の考えでは、この層の学力グループは1980年代においても甲南高校の大半の学生の高校入学時の学力であったと考えている。そもそも自分も含めて甲南高校はクラスの二番手三番手の生徒が進学していたから、鶴丸においては中下位層あるいはそれ以下の生徒が、ほとんどだったという記憶が自分のなかに今も鮮やかなのだ。このグループが、いかに九大百名現役突破あるいは国公立現役合格数日本一を成し得たか?実は、この掲示板で鶴卒ベテラン先生の
(通りすがりその2様)が明確な解答をされているので下記にコピーさせていただきたい。
仮説ですが、鶴丸からの難関大合格者数が減ってしまったのは基礎的な知識の習得と活用の訓練が以前より疎かになってしまったからではないかと思います。基礎をきちんと教授せず難しいことを教えるので、不要な挫折感などから意欲を失ったりしてその他二百人が産まれて現役での国公立大学合格率が全生徒数の半分行かないというようなことになるかと。
とすると、もしこの投稿を読んでいる現役生徒に助言するならば、難しい課題や学校内順位を気にするのではなく教科書レベルをきっちりマスターできているかどうかを気にしよう、ということになりますかね。
この文章を以前読んだ時に俺は、まさしくその通りだと思わず頷いてしまった。おそらく今も同じだと思うのだが、甲南高校は補習授業においても多大な枚数のプリントにしても、チャート式参考書レベルの応用問題の反復練習に終始しており、最難関の大学を相手にした、(大学への
数学)のような特殊訓練は、国立
医学部九大相手のトップクラスでもセンター試験直前まで一度もお目にかかったことはなかった。最難関を避け中級から上級レベルの比較的理解しやすい解法の超反復訓練に徹することで九大や鹿大医学部レベルの理系問題を全問正解で解く力を徐々に養っていたと記憶している。
たまに
数学や物理の先生方が東大や京大の問題を、クイズのように小生らに解かせたことはあ
ったが、そこは授業のメインではなかった。九州内の国立大学についていえば、最難関の問題に挑戦して挫折するよりもチャート式レベルの
問題を確実に全問解けるように反復訓練記憶する勉学を続けた方が効果的だと思う。東大京大を目指す天才たちは、能力的にも高度に専門的な勉学を行うための情報を得る意味においても
俺たち凡俗よりも恵まれたお立場にあられるのだろうと思う。浪人すれば国公立の上位大学に合格できるということは、現役時代に、も少し解りやすい授業の反復訓練が出来ておれば浪人せずとも難関に合格できる基礎力と実力は潜在的に備えていたということではないだろうか?
私は過去、この掲示板の別な個所に
数学に関してはチャートや教科書併用問題集の「標準問題を確実に解けるよう答練すること」といった趣旨の書き込みをした記憶があります。また、
英語に関してはリーディングと並行し語学学校などへのスクーリング活用で会話中心の学習もお勧めしています(文字慣れでなく音慣れで学習効果を上げる)。要は自分が鶴丸時代に意識しておけばよかった内容です。私自身は日東駒専「未満」卒ですが、社会人になって仕事のスキルアップや資格取得に関する学習における場面においても、せめて鶴丸生は「国公立」大学を卒業しておいた方が良いであろう、ということです。周囲でも国公立出身者はレベルの差はあれど、基本的なことがきちんとできる者が多いです。私大では早慶卒がやはり圧倒的にパフォーマンスが高く、マーチクラス卒だと時々でムラや得手不得手が表に顕著化し、日東駒専クラス卒だと課題や分野を絞るとそれなりのパフォーマンス発揮、といった印象を受けています。日東駒専未満卒だと、コツをつかむのに時間がかかる、諦めが早い人が多い印象を受けています。日東駒専未満卒の自分はそうありたくないな、と思うのはやはり鶴丸卒で在学時にそれなりの人物を周囲で観てきた経験があるからかもしれません。
今年の卒業生(我が家は次男)も、旧帝大・
医学部どころか、地方国・公立も壊滅状態です。
散々ここでのスレを見ていましたが、長男同様、我が子の世代は大丈夫だろうと、何の根拠もなく学校の進路指導に従っていましたが取返しの付かないことになってしまいました。
今の時代、夢を叶える為に一浪とか普通とも言いますが、それ以前にここのボンクラ教師共は、社会人経験が乏しく、閉鎖的環境で自分より立場の弱い者に対して優位的であることに慣れすぎているのか、兎に角殿様ばかりの教師ばかりでした。
細かい事は、本当に過去スレに書いてある通りです。
学校から配られる問題集、青チャ・重文・良問等、1年生からやらされますが、学校には内緒で1ランク下の問題集を併用した方がいいと思います。
相変わらず無駄な宿題(教科書丸写し)が多く、
自分のペース配分で一日過ごす事は難しいと思います。
現役で合格するには、学校の指導は聞き流して、
中央駅近辺の塾の戦略に従った方が間違いないと思います。
塾に行くことなど、学校に相談してはいけません、かなり否定的です。
長男は昨年一浪の末、
家庭教師で有名な塾のおかげでで旧帝大に合格しました。
次男も予備校等を進めましたが、学校を信頼しすぎて気乗りしませんでした。
ですが、スケジューリングされた所へ早めに相談すればよかったと言っています。
塾は合格した次男の同級生を見る限り、小さなところでも指針がしっかりしていたら、鶴丸だろうが甲南の生徒さんだろうが大丈夫なのではと思います。
率直に言うと、他県が受験のノウハウが進化してるのに、鹿児島だけ現状維持のまま。ここに書き込んでるOBたちの、ダラダラしたポイントのない長文こそ、今の鶴丸凋落とリンクしている。このOBたちが今のレベルの受験を受けたとしたら、東大ゼロ。