いわゆる「事前相談」の基準ですね。
大阪の多くの私立高校は受験の約1ヶ月前に事前相談なるものがあり、そこでマル(内々定)が出されることが慣例となっています。内申云々はその際の判定材料ですよ。
ご回答ありがとうございます。
では事前相談で△でも挑戦して受かった方々や、◯でも不合格な方々がおられるということは結局のところ当日勝負なわけですね?
あくまで合格確定では無い事前相談の判定材料でしか無いということは◯だから当日分に加算されるなど有利にはならないということでしょうか?
いいえ。ほとんどが事前相談で決まります。
他のところにも書かれていますが、イベントの前売券と当日券の関係に大変似ていますね。
前売券を購入した(事前相談でマルを貰えた)人は、当日無断欠席したり、偽造通貨(虚偽)での購入でもない限り必ず入場(入学)できます。
当日券(試験当日)は、前売券がどれだけ売れているかで販売枚数(合格者数)が変わりますので、極端な話、窓口に並んでもほとんど人が券を買えない(不合格)というのも有り得ます。
ここ数年の北陽で言えば、今年は前売券をかなり高値に設定したためあまり売れず、当日券は比較的とりやすかったようですが、それまでは前売券を安売りし過ぎたせいで、当日券がかなりプレミア価格になっていましたよ。
ありがとうございます!わかりやすい!
ということは学校側からすれば今年は◯の基準を高く設定し過ぎた為に前売り券が思うように出せずに、生徒数を確保する為に当日券のセール的な感じになったわけですね。
ではちなみに事前相談の◯は「内々定」ではなく「内定」=「合否確定」と考えてよろしいのですね。
大阪府の私立は基本的にこの考えでよろしいのでしょうか?
ここ数年の北陽で事前○なのに不合格にされたという事例は私の知る限り皆無ですね。
大阪の私立はほとんどがこの事前相談システムを採用していますが、星光に代表される難関校では存在しません。また、関大一高は専願Bという当日勝負枠が最初から用意されてたりしますので、全部が全部同じというわけではありません。
なるほど!さらにそのシステムが顕著なのが関大一高の専願AやBなわけですね。
なんとなく全国的には私立が当日勝負で、公立が内申と当日勝負の半々というイメージでしたが、大阪府はむしろ私立の方が内申が大事ということなんですね。
どちらかと言えば、当日勝負枠が40名ほど用意されている関大一高が特殊ですね。大半の大阪私立は、入試は単なるセレモニー。合否は受ける前から決まっています。
>イベントの前売券と当日券の関係
とても分かりやすいですね。
ただ、質問者の方の解釈
>今年は◯の基準を高く設定し過ぎた為に前売り券が思うように出せずに、
までは良いですが…
>生徒数を確保する為に当日券のセール的な感じになったわけですね
これは少し違いますね。当日券のセールをするかと思いきや、意外にセールにはならなかった印象です。わりと価格を下げず、また当日券の枚数も増やしませんでした。
結局、一定基準以上をクリアした事前△受験者のみが合格できた感じです。倍率を見てのとおり、受験者数に対して多数の不合格者を出しています。
例年より入学者減なので、前売券、当日券共に枚数を絞った入試だったのではないでしょうか?
当日券のセールであれば、(例年の入学者数と比較しても)殆どの受験者が合格しているはずです。
文理と特進の入学者数は 2016年335+α人(JS日本の学校より推定)2017年353人(HP) 2018年365人(HP) 2019年314人(HP)
見ての通り、今年は内部から高校に上がる数がかなり減らされていることと(別トピック)、外部からの入学者数も抑えられて、今年の入学者数は極端に少なくなっています。
別のトピックに書いてあるように北陽の関大への枠数は知らされていません。枠数が入学者数に比例せずに決まっているならば、ここ数年間の北陽の入学者数が多くなったことは、去年ぐらいから悪化した関大への内部進学率にも影響を及ぼしている可能性があります。
このまま行くと来年、再来年と関大への進学率がさらに下がることが予想されますから、今年は入学者数を絞って早急な対策をしたのではないかと考えております。
上の方のご意見と同感です。
関大内部進学率を上げる(上方修正する)ため、事前相談の基準を上げ、また事前△受験者の当日基準も下げず、入学者数を絞ったと考えられます。
来年の入試結果も今年の入学者と同じ流れであれば間違いないでしょうね。
>大阪府はむしろ私立の方が内申が大事ということなんですね。
公立受験は、内申が当日点に加算され入試の合否に左右されますが、私立の事前相談で必要な内申は一定以上あれば良いので、どちらかというと、公立の方が内申は大事ではないでしょうか?
私立の事前相談は主に実力テストを見ますよ。もちろん、内申も基準以上は必要ですが。
なるほど、ありがとうございます。色々詳しくわかってきました。
では事前相談で△の場合は前売りがどれくらい売れたのか、当日券がどれくらい残っているのか分からないままチケット売り場に並ぶことになるわけですね?かなり勇気のいる事です。
不安な場合は事前相談の△の場合はまた別の高校に打診するのでしょうか?
というより基本的な質問になりますが事前相談とは誰がどのようにするのでしょうか?
そうですね、事前△での受験はかなり勇気が要ります。事前△でしたが、
過去問で合格基準点を超えていたことから強行受験に踏み切りました。
事前相談は、年明けに中学校の先生がそれぞれの高校に行ってくださいます。うちは担任でした。
事前△で受験を回避する場合は、次の受験校に事前相談へ行ってくださると思いますが、基本的には受験校への事前相談なので悩んでる程度で行ってもらうのは筋違いだと思います。事前相談へ行って◯をもらった場合は、基本的に受験決定です。
また、確かに大阪の私立高校は、事前相談→合格内定システムが多いですが、中には難関校以外にもこのシステムではない高校もありますのでお気をつけください。近大附属、桃山学院の事前相談は参考程度で当日勝負と聞いております。個人的には、不合格者数が数人程度の私立校は事前相談→内定システム、不合格者数が数十人出る私立校は当日勝負、と思っております。関大北陽は、事前相談→内定ですが、チャレンジ受験者が多いため不合格者も多いと聞きました。
>近大附属、桃山学院の事前相談は参考程度で当日勝負と聞いております
参考程度になるのは各学校の上位コースであって、マルがでていれば最低限下位コースでは拾ってもらえますよ。
ご指摘有り難うございます。
上位コース受験の場合、そのように聞いていますが、下位コース受験の場合は、下がないので当日次第ということも聞きましたので。間違っていれば申し訳ありません。他校含め受験校の正確な情報は、皆様が高校の個別相談や中学校の先生にご確認頂けたらと思います。
近大付属も桃山も受験者が多い(近付なんて約2800名が受験します)のは、マルが貰えたら最低限、下位コースで合格させてくれるからですよ。そうでなければ、あれだけの人数を中学も塾も受けさせません。
もちろんマル無し、1.5次覚悟でチャレンジする人も一定割合いますが、それは北陽も一緒ですよね。
>事前相談で△の場合は前売りがどれくらい売れたのか、当日券がどれくらい残っているのか分からないままチケット売り場に並ぶことになるわけですね?かなり勇気のいる事です。
普通の学校であれば実力さえあればそこまで怖くは無いんですよ。枚数がだぶついていますので。
ただ北陽の場合は、専願受験者だけで定員をオーバーする人気校なので、当日券の残り枚数が分からない以上、マル無し受験はギャンブル的要素が高いと言わざるを得ません。事前合格者の入試点数を100点以上 上回っても当日受験者が落ちているであろうと推測される年もありました。
ちなみに関大一高の場合は当日券の枚数が最初から明示されていますので、一定以上の学力さえあれば理不尽に落とされることはないです。よく考えられていると思いますよ。
皆さま詳しくて大変勉強になります。ありがとうございます。
では事前相談の◯△はいつ頂けるのでしょうか?
事前相談の希望者全員が終わってからかと思いますが。
合格確定的な優秀な生徒はその場でぜひ!◯!とか。
△の場合はまた他に事前相談に行かないといけないのでより早くその場で△!と言ってもらわないととか。
私は△って言われなかったから◯だって思い込み試験に対するモチベーションが保てなかったり。
近大附属は〇はありませんよ。
事前相談の結果で加点される仕組みです。
加点されても合格点に届かなかったら
不合格になります。
>では事前相談の◯△はいつ頂けるのでしょうか?
北陽を含め、大部分の学校はその場で結果が貰えますよ。
私んとこの中学は電話で事前相談済ませて後日高校側から中学の方に電話がありました。高等部は「当日の点数次第では合格できる可能性はありますね」と一方北陽は「受験させてあげて下さい」と 結局北陽に決めました。
電話で済ませ、ですか?
一生を左右することなのに、口頭のやり取りで決めちゃうって何だか凄いですね。 互いの信頼関係あってのことだとは思いますが。
魔が差して実テの結果をちょいと盛って、、とか大丈夫なのかなぁ。
>魔が差して実テの結果をちょいと盛って、、とか大丈夫なのかなぁ。
あらかじめ調査書(成績表と各検定取得や部活動等記載)公印捺きで郵送なりしてるでしょ。 特に毎年何人も入学してる中学なら事前相談も事務的機械的な対応じゃないですか?